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財務諸表の「整合性確認」の「印刷値の符号確認」で「雑費」のチェック内容が「マイナスになっています」と表示されます。
財務諸表の「損益計算書」で「原価への振替」、または「完成工事原価報告書」で「販管費からの振替」を開くと、
どちらも同じ画面が開きますが、その中で「雑費」の金額を「工事」または「兼業」へ振替を行った場合に
起きる可能性があります。

「雑費」の中で「特」のマークが付いている項目は、
「[販売費及び一般管理費]の総額の10分の1を超える場合は科目化」される事が
ポイントになります。

例えば「車両費」等の、金額が大きくなりやすい項目に入力した場合、
「雑費」の中から「車両費」が「雑費」には含まれない大きな金額として独立します。

ですが、「車両費」を「兼業原価への振替」すると考えていて、
「車両費」と同額を「兼業原価への振替」に入力していると、
「車両費」が無くなってしまった「雑費」から「車両費」の金額が
引かれる事になってしまい、マイナスになる事があります。

この場合、「車両費」を振替する予定でしたら、「車両費」の項目ではなく
「他勘定振替1」又は「他勘定振替2」に入力してください。

「他勘定振替」は最初から雑費から振り替えする前提の項目になっている為、
金額が大きくても雑費から独立する事がありません。
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更新日付2025-11-14